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2017年06月20日

躍動感を出す VS 空間を切り取る〜シャッタースピード編〜

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こんにちは!フォトグラファーの佐藤です!

今回のブログでは一眼レフカメラの醍醐味とも言える

シャッタースピードについて掘り下げていきたいと思います。

 

 

 

1,シャッタースピードの設定で可能にする事

 

 

 

img_3554
img_3546

 

 

動いてる物を動かして撮る、動いている物を止めて撮る。

 

スピードを遅らせてブレを利用する事で躍動感を生み出し

スピードを上げて撮る事で空間を切り取る事が出来るのです!

 

 

今回はこの2つの撮影方法を区別出来る様になりましょう!

 

 

 

カメラの構造と目は似ている

 

 

カメラを目で例えると、レンズが水晶体、

フィルムが目の中にある黄斑という壁に当たる部分で、

ここで記録して脳に伝えます。

 

 

瞬きの速度が、シャッタースピード。

シャッターが開いている間は、目の中に光を取り込む事が可能になります。

 

反対に、瞬きが早い場合は動いている物を、

時間が止まった様に捉える事ができます。

 

 

 

2,ブレるスピードを把握する!

 

 

 

みなさんにわかりやすく伝えたかったので

ダーウィンの進化論を用いて説明したいと思います。

 

 

 

 

 

tv

 

 

 

 

1/4と1/800ではブレる幅が違いますよね?

ちなみにISO感度は100で撮影をしています。

 

 

シャッタースピードは、色々な数値で何度も撮影しながら試してみるのが

一番把握できると思うので何枚も撮ってみるのが良いでしょう!

 

 

 

感覚で覚える

 

 

 

ただ、ざっくりと覚える場合は…

 

 

  • 一桁 かなりブレる
  • 二桁 少しだけブレる
  • 三桁 ブレずに写る

 

 

と言った感じです!

あくまでもざっくりです!

 

 

 

3,手ブレと被写体ブレ

 

 

 

シャッタースピードを使ったブレの中でも意図してブレを利用している写真と、

失敗という形でブレてしまっている写真に分かれます。

 

 

主に分類されるのが、被写体ブレと手ブレです。

シャッタースピードを遅くすると、

カメラを固定していなければ撮りたい物もぶれてしまいます。

反対に、固定をしていれば動いている物以外は一切ブレません。

 

  • 被写体がブレる事=「被写体ブレ」
  • 手を動かしてしまい全体がブレる事=「手ブレ」

 

そもそもブレる事自体よくないんじゃないの?って思われがちですが

ブレるからこそ動きや速さを表現出来たりするのが写真の魅力なのです。

 

ここで、シャッタースピードの変化で

「手ブレ」と「被写体ブレ」を表現してみます。

 

 

 

まずは「手ブレ」

 

 

1/10

 

 

ん〜見事に背景も被写体も全てがブレてしまっています。

 

 

 

そしてお次は「被写体ブレ」

 

 

1/10

 

 

 

いかがでしょう?中央の葉だけが動き、

背景やその他の動いていない物はブレていないのがわかるかと思います。

風で動いている草木や花、旗や風鈴、動いている物と動いていない物の

落差をつける事で、その時の風の強さを表現する事も可能なのです。

 

 

目に映らない物までを表現出来るのが一眼レフカメラの醍醐味と言えます!

 

 

ちなみにシャッタースピードを速くして被写体を止めた写真

 

 

1/160

 

 

160まで上げると大抵の物は止める事が出来ます。

 

 

 

速く動いている物を切り取る

 

 

 

速い被写体の切り取り方にも種類があります。

 

 

 

  • 背景を流して(ブラして)被写体を切る。
  • 画角全体を切り取る。

 

 

 

午後3時、車がビュンビュン走っている中目黒の交差点で検証です。

 

 

 

 

まずは普通に切り取ってみます。

 

 

 

ISO感度800 1/800  F2.2

 

 

 

はい。問題無く切り取れましたがだから何?って写真が仕上がりました。

 

例えばこの場合、タクシーでは無く高級車や特殊で見た事も無い車の時、

又は、止めてまでして見たい被写体がある場合に撮ります。

 

 

 

しかし、相手はタクシー。ちょっと雰囲気を出すのであれば

「流し撮り」で速さを表現したいと僕は思います。

 

 

 

 

ISO感度100 1/15  F2.5

 

 

 

どうでしょうか?

どちらのタクシーも同じ位のスピードで交差点を通過しているのですが

後者の方がスピード感と臨場感を伝える事が可能ですよね。

 

この様にカメラには正解がありません。

見る人によってどちらの写真も魅力的になります。

 

 

シャッタースピードを使った撮影方法は他にもありますので

様々な手法を使いながら撮影をすると、更にカメラの深みにはまれると思います。

 

光の状況次第で写り方も変動します。

決してこの数値が正解という訳ではありませんが、是非参考にしてみてください!

 

 

 

Photo by :  Genya Sato

 

 

 

 

 

 

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